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現在では肥満による生活習慣病が若い世代にも忍び寄る傾向にあり、小児肥満の生活習慣病も増加しています。そんな中、赤ちゃんの肥満についても問題視されているようです。しかし、赤ちゃんの肥満がそのまま小児肥満に直接結びつくことはないとされています。母乳で育てていると肥満になる、といわれることもありますが、赤ちゃんは自分で飲む量を調節していて、必要な分だけ飲むのだそうです。一方、ミルクの場合は、常に高カロリーのものを与え続けるので、規定量よりもかなり多い量を飲む場合には、ミルクの量を調節する必要がある場合も出てくるかもしれませんが、赤ちゃんの肥満はそれほど心配する必要はないといわれています。1年も経てば、歩いたり、活発に動くようになり、ぽっちゃりしていた体型もスリムになっていきます。
赤ちゃんが肥満かどうかを、体重だけで判断するのではなく、体重と身長のバランスをみてみましょう。母子手帳に書いてある「身体発育曲線」を利用し、赤ちゃんの身長と体重を記入してみてください。赤ちゃんの身長と体重の数値がほぼ同じようであれば、身長と体重のバランスがとれているということで、肥満ではありません。体重が平均よりも重くても、身長も高いのであれば肥満ではないということです。赤ちゃんの頃にはミルクなどの量を減らす必要はないとされています。しかし、身長より体重の発育曲線ばかりが上向きになる、極端に肥満している、と感じた場合は医師に相談してみるといいでしょう。
赤ちゃんの肥満において注意したい点は遺伝の問題です。遺伝による体型の傾向として、3つのタイプに分類されます。やせて背の高い、食べても太りにくい外胚葉タイプ、身長も体重も標準で食生活の影響を受けやすい中胚葉タイプ、背が低く、胴回りが太い、太りやすい内胚葉タイプ、です。赤ちゃんの体型のタイプは、1つに当てはまる場合も、3つの要素を持つ赤ちゃんもいます。中でも内胚葉タイプは洋ナシ型の体型になりやすいといわれているので注意が必要です。もちろん、肥満になるのは遺伝のせいばかりではなく、環境や性格にもよります。赤ちゃんの体型は両親からの遺伝の影響が大きいもの。両親がともにふっくらとして、太りやすい体型であるなら、赤ちゃんも将来的には肥満の危険性が高くなります。幼児期からの食生活や運動に注意を払う必要があるでしょう。
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