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肥満とは体重が多いということではなく、脂肪が過剰に蓄積した状態と定義されています。例えばスポーツ選手などは身長に対して体重が多くても、それは筋肉や骨によって重くなっていると考えられるので、肥満とは言いませんね。しかし、脂肪過多によって体重が多い場合は肥満と言います。どのくらいから肥満というのか、肥満を評価する方法としては、身長と体重のバランスからみるBMI(Body Mass Index)、体組成計による体脂肪率測定、そして内臓脂肪測定、があります。BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)という計算式で割り出され、18.5〜24.9の場合はふつう、18.5未満の場合はやせ、25以上の場合は肥満と判定されます。肥満にはさまざまな原因があります。なぜ肥満になったのか、原因を知ることは肥満を解消するためにとても大切なことです。
肥満は恐ろしい成人病です。なぜなら、肥満は生活習慣病と言われる高血圧、糖尿病、高脂血症の原因となるのです。肥満は体にあらゆる負担をかけ、生命の危機にかかわる病気を引き起こすのです。なぜ、肥満になるのか、肥満の原因は何でしょうか?肥満は遺伝ということもありますが、遺伝が原因でない限り、普段の食生活や生活習慣によるところが原因になります。まず考えられるのが、食事による摂取エネルギーが消費エネルギーを上回る場合。消費されない脂肪は体内に残り蓄積されます。また、不規則な生活で規則的に食事を取れない、脂肪分の多い食事が好き、菓子類、糖分、アルコールを多く摂取している、運動不足、ストレスがある、食べるのが早い、外食が多い、などといったことが肥満の原因と考えられます。
食べても太らない人、食べる量は少ないのに太ってしまう人、がいるのは確かです。中には家族全員が肥満である、というケースもあります。肥満の原因に遺伝はあるのでしょうか?肥満遺伝子というものはないようですが、肥満の原因と関係する遺伝子にエネルギー倹約遺伝子というものがあります。エネルギー倹約遺伝子を持っていると、食事によって体内に入ったエネルギーを脂肪に変えて体にためこんでいくのです。これが原因で肥満になっていることは考えられます。また、太りやすい体質をもたらす遺伝子もあり、これに食べ過ぎや運動不足が加わり、肥満になってしまうのです。
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